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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
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2006.6.10
事業に失敗し、何もかもから逃げた。 友からも、恩人からも、そして妻からも。 逃げた先で出会ったのは一頭の馬。 この出会いは男を変えていく。 地位どころか、全てを失った男と賞金を稼げずに馬刺しになるのを待つだけの馬。 素朴な人々の中で、一人と一頭が真正面から向かい合い、触れ合いながら、男は自分の現実と向かい合うことを決意する。 ずっとずっと見たかった映画。 やっと見に行けました。 なんだか温かい、そして優しい映画です。 誰に強制されるでもなく、晒される現実は厳しいけれど、逃げているだけでは解決できない。 でも逃げることも時として必要でいつかは出て行かなければならない。 けれど、生きている以上は逃げてばかりは許されないから。 それを知り、再生していく主人公の姿に強さをもらいます。 最初は逃げてるし、いい加減だし、人事だし、最高に嫌な人間なんですけど。 でも立ち上がり、自分のやるべきことを知った時の主人公の横顔は本当に素敵でした。 他人の芝生は青く見えるけれど、笑っている人たちは楽そうに見えるけれど、でも楽な人なんていない。 誰もが傷つき、様々な過去や現実と戦っている。 それでも笑える強さ、愛の形。 人の強さ、優しさが溢れています。 口数は多い方じゃないし暴力的だけど温かい兄、つらい過去をもちながらも兄を思い、心から愛する女性、そして温かい仲間たち。 人間っていいなと思える作品です。 傷ついても、疲れても、支えてくれる人や信じられる人、そして帰る場所があるから人は戦えるんですよね。 出演していらした役者さんですが、佐藤浩市さんは本当に圧巻でした。 不器用だけど温かい兄そのもの。 そしてそんな兄に思いを寄せながらも、言い出すことの出来ない女性を演じられた小泉今日子さん。 素晴らしいです。 そして何よりも主役の伊勢谷友介さん。 最初は調子の良い逃げ回るとんでもない男なんですけど、母親に遭遇した時、そして逃げることをやめると決意した後の顔は本当に素晴らしいです。 他にもすごい方々が脇をかためてらして話自体をより一層見応えのある、厚みのあるものにして下さっています。 PR |
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なつき
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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