好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
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2006.11.20
ジャーナリスト志望のアンドレアはある出版社の面接へと赴く。
そこはファッション好きの女の子の憧れの職場、‘ランウェイ誌’だった。
ところがアンドレアはファッションに興味がなく、ダサイ少女。
しかも、伝説の女性ミランダの存在を知らなかった。
ぼ~っとするアンドレアの前でバタバタと動く人々。
そこに現れたのがミランダだった。
何が良かったのか、彼女の求めるものとはまったく違うアンドレアは採用される。
これをステップに頑張ろう!と決意するアンドレア。
しかしそんなに世の中は甘くなかった。
気の抜けない厳しい仕事、無茶な要求、そして悪魔のような上司がアンドレアを待っているのだった。


正直、こんなに面白いとは思いませんでした。
セリフの言い回しの面白さ、ファッションのお洒落さは勿論なんですけど、話も。
ありがちなシンデレラストーリーだと思っていたんです、見るまでは。
でもこれは違う。
働く女性、そしてこれからバリバリ仕事をしようと思っている女性に見て欲しい作品。
女だからこそできること、女だからこそ上手くいかないことが絶妙に書かれていた気がします。
ファッションをバカにしていて、腰掛のつもりでやってきたアンドレア。
でも彼女は自分が甘かったことを知る。
悪魔のような上司に日々しごかれ、出来て当たり前、出来なければ罵倒という毎日。
だけどそのうちにアンドレア自身が変化していく。
夢見る少女が働く女性へと。
そんなアンドレアを雇ったミランダ。
彼女がとても面白い人物。
実際にいたら絶対に関わりたくないと思うタイプですが(笑)。
仕事になるとバリバリで男をも食う鉄の女、氷の女王なのに、実生活は一人の女性。
夫との不仲に悩むこともあるし、子供のことに胸をいためる。
そんな人間らしさを垣間見た時、アンドレアもミランダという人間の魅力に気づく。
最初は全然違うのに、似ている部分のある二人。
だけど二人には大きな違いがあった。
仕事を守るために人をも切り捨てるミランダに、アンドレアは悩む。
けれどミランダに、あなたも同じ人間だといわれてそうではないと言い切れない。
最後のシーンで通りを渡りきらなかったところに二人の大きな違いがあるんでしょうね。
でもミランダの皺の一つにも、苦悩がにじんでいて。
その苦悩をも乗り越えたからこそ、彼女は彼女でいられる。
そしてアンドレアはあの通りを渡りきらなかったからこそ、アンドレアでいられる。
自分についてきてくれなかったことを寂しいと思いながら、ミランダはどこか安心していたのかもしれない。
アンドレアが自分のようにならなかったことに。
アンドレアとミランダの道は違えてしまったけど、きっと二人はそれぞれの道を歩いていくんだと思います。
いや、しかし……メリル・ストリープはやっぱりすごかった!
あの嫌味なしゃべり方、でも下品に鳴らない立ち居振る舞い。
彼女にしか作れない空気だなと感心することしきりですよ…。
そしてすっぴんをあそこまで晒せるのはさすが!
つかれきったミランダという一人の女性と、鉄の女ミランダ。
その二面性を一人の人間として映せたのはメリルあってこそだと思います。
皺の一つも演技しているみたいで目が釘付けになりました。
でも細かった!
びっくりしました。
おばちゃまのイメージがあったので、あそこまでお洒落に着こなせているところがやっぱり女優さんですよね。
映画で使われている小物や洋服は本当にかわいくて、お洒落で、これを追いかけているだけでも相当面白かったですよ!
久々にハリウッドらしいハリウッド映画で面白いと思いました…。
最近ハズレが多かったので^^;
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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