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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
2006.8.30 じっと待つ。 お父さんが帰ってくる日だから。 でもお父さん……私と蝶とどっちが大切? お父さんは私のこと愛してくれてる? 柳美里原作でドラマにもなった作品をキャラメル・ボックス演出で舞台化された作品。 キャラメルさんは前にも見に行ったことがあったし、前回のがとても楽しくて雰囲気も良かったので見に行かせていただきました。 今回は福田麻由子ちゃんが客演で娘役を演じてます。 内容はなかなかヘヴィーです。 一緒に住んでいるお父さんは自分の本当のお父さんじゃないし、お母さんは生きてるし、お父さん死んでるし……。 これだけ書くとどれだけドロドロしてるの!?と言いたくなるところですが、さすがはキャラメル・ボックス! しっかりと自分色に演出しておられます。 へヴィーな部分がありつつも、テンポよく笑いを交えつつ展開していきます。 最初はギャグ色が強いのですが、最後に近づくにつれてじわじわと迫って来る。 舞台の上のやり取りを見ていて、家族は何かということを改めて考えさせられました。 血縁が大切なのか、それとも育ててくれた人が親なのか。 何をもって家族というのか。 大人の勝手な理論に振り回されながらも、血の繋がらない父親を慕って追いかけ続ける主人公の雨ちゃんに涙を誘われます。 彼女の幸せを願っているはずなのに、動いてしまう大人たちの身勝手さにはエゴを感じましたけど。 でも人間ってそんなものなのかも。 私は彼女の母親にはまったく共感できませんでしたけど、そういう風にしか生きられない人もいるんだろうなと思いましたね。 作者の柳さんは亡くなられたご主人と息子さんを投影されているんでしょうね。 でも雨ちゃんと父親が互いを思いあう姿や雨と父親を支える北斗や北斗の両親の温かさは本当に素敵でした。 条例(年齢に達しないものがある時間をこえて外出してはいけないというもの)のために福田麻由子ちゃんが9時までに終わらなければならないということで、若干前半が巻きっぽかったのが気になりましたけど。 でもその分、後半がじんわりと重たく、そしてゆっくりと魅せられる展開になっていたのではないでしょうか。 息の合った役者さんたちの掛け合いや感情の揺れは本当にすごかったです。 舞台ならではの臨場感がありました。 中でも個人的に北斗というキャラは雨にやり込められたり、必要なところでびしっときめられなくてかわいかったです。 リアクションもオーバーなので彼が動くだけで笑いが起こっていました。 あと北斗パパがすごく懐が大きくて素敵でしたね。 親ではないけれど、この人がいてくれて見守っていてくれたから、雨ちゃんはまっすぐ育ったんだろうなと思いました。 原作は舞台よりも少しミステリアスな要素が強いらしいのですが、一度読んで違いを味わってみたいですね。 PR |
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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