好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
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2006.7.9
人間が苦手なフェリックスは日夜トラになるために頑張っている。
今日も発明家のパパは何か作ってはしゃいでいるし、音楽家のママは車に乗せて病院へ連れて行く。
病気じゃないのに病院は行くのはイヤだけど、ママは絶対行かなきゃいけないという。
それというのも、フェリックスに聞こえる声が原因。
ぬいぐるみやカメたちが話す声が聞こえるのだ。
そんなフェリックスが庭で遊んでいると、言葉を話す一匹のイヌが迷い込んできて。
サージェント・ペッパーと名乗るそのイヌは伯爵の莫大な財産と広い屋敷を相続した立派な相続犬だった……。


すごく分かりやすい構図です。
伯爵の遺産を狙う娘・息子のコンビの魔の手からペッパーたちが逃れて友情を育んでいくというストーリーなんですが、可愛い!!
ペッパーも、主人公のフェリックスも本当にかわいくて、あの絵だけでちょっとしたメルヘンでした。
しかもペッパーは本当に表情豊かでびっくりです。
でもトラの着ぐるみを愛用している主人公なんてこの話ぐらいだろうけど……(笑)。
あれだけの愛らしさをほとんど着ぐるみで隠しているというところがもったいないぐらいです!←違。
まあ、そんな妙なところも許せてしまうぐらいに可愛いお話でした。
人間が苦手なフェリックスと人間になりたいペッパー。
不思議な関係だけど、互いに教えてもらいながら友情を育んでいく過程には本当に笑みを誘われます。
しかもパパが発明するのが、本当に笑えるものばかり。
家まで改造するんだから、そりゃあ大家にも嫌がられるだろう…。
でもあの家は子供の頃にイメージした近未来の家かもしれない。
命令一つで料理が出来たり、全自動のシャワールームがあったり。
そういうところにも妙な懐かしさを感じます。
この監督さんの『マーサの幸せのレシピ』も見たことがあるのですが、あれも結構好みでした。
今回もありえなさそうなお話ながら、可愛くてずっと微笑ましい気持ちにさせてくれた素敵な作品だったと思います。
しかも悪役がね……古典的だけに笑えます。
トンマな弟が妙に好ましい。
お姉ちゃんの命令に逆らえなくてペッパーを捕まえたりするんだけど、妙に生き物好きだったりするし。
なんかほんわか幸せな気持ちになれました。
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