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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
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2006.7.2
薫は窓の外を見ていた。
そこには明るい朝日に照らされた世界の中で笑う一人の高校生、孝治の姿があった。
初めての恋。
でも出会うことは出来ない。
なぜなら薫は日中、外には出られないから。
だからその気持ちを歌に込める。
陽が落ちてから行われるストリートライブ。
音楽だけが薫の心の支えだった。
いつものように友人の美咲の前でライブをしていたある日、薫の瞳が見慣れた姿を捉える。
追いかける薫。
伸ばしたその手は孝治に届く。
交わるはずのない二人の人生が、今そこで交わったのだった。


良くも悪くも恋愛映画。
だけど薫に対する両親の愛、親友美咲の優しさ、そして孝治との短くてもキラキラした時間に溢れていて、見た後にふんわりとした気持ちになれました。
中でも薫に対する両親の愛情、そして苦悩が何とも言えませんでした。
難病で人が出来ることを出来ない、それは本人が苦しいだけじゃなくて両親をも苦しめる。
太陽の下で子供と共に笑って過ごせたら、どんなに幸せなことか。
いつ病状が悪化するとも知れない、そんな見えない恐怖の中で子供を守りながらのびのびと育ててやりたい。
そんな両親の思いがひしひしと伝わってきて。
特に病状が悪化した時に叫んだ言葉。
「何で他所の知らないガキじゃなくて、俺の娘なんだ……」
という言葉に全て集約されているのではないでしょうか。
他の子がそうであればと願っているのではないけど、どうして?と思うことをやめられない。
親であれば当然だと思います。
それを支え、必死に耐え抜く母もまた強く、そしてけなげでした。
薫の生きた人生は短かったかもしれないけど、でも薫が残したもの。
それは長くはないけど、生きる意味だったのではないでしょうか。
普通の人生を生きるということの幸せを、そして孝治には何かをやりとげることを。
彼女といられた時間はほんの少しだったけど、残してくれた音楽は永遠に残る。
そしてその音と共に、彼女と過ごした時間も。
でも今回はお父さん役の岸谷さんが本当に素敵でした!!
無骨で不器用だけど、愛情深い父親を好演されていました。
そんな父親や娘を支える母親役の麻木久仁子さんの言葉少ない中にも、目だけでされる演技も本当に素晴らしかったです。
あと塚本高史くん。
まっすぐだけど、ちょっとヤラレな匂いのするところが本当に可愛かったです♪
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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