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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
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2006.6.24
ある日、新幹線の中。 仕事の電話をとるために出たデッキで、少年が母に見送られる現場を目撃する。 初めての旅なのか、母と離れた不安からか、席についても泣いてばかりいる少年。 それは幼い頃の自分を思い起こさせた…。 明広は母と兄の三人暮らし。 いつも兄になだめられながらも、母の側にいたくて泣いてばかりいた。 そんなある日、母の姉である伯母が尋ねてくる。 優しくて、何でも買ってくれる伯母に懐く明広。 そんな明広は母と伯母の策略に乗せられ、佐賀行きの汽車に押し込められるのだった。 伯母の手引きで着いた先は母の実家。 そこには祖父亡き後、一人で暮らす祖母がいた。 母を恋しがりながらも、祖母との貧しくも、明るい暮らしの中で成長していく明広だったが……。 島田洋七さんの実話を基にした物語。 がばい=すごいとタイトルが表す通り、なかなかファンキーなおばあちゃまでした。 ケチはいかん、倹約こそ美徳をモットーに生きているおばあちゃんのユーモア溢れる生活や言動は本当に笑いを誘われます。 どこまでも吝嗇家なんですが、明るい貧乏として胸を張って生きている。 だけど一度何かを買うと決めたら、値段に糸目をつけなかったりする面も持っている。 節約できるところは節約し、豪勢に飾る時はとことん豪勢にする。 その心をおばあちゃんは生きながら、明広に叩き込んだのでしょう。 貧乏だけど決して暗くならない。 おばあちゃんの前向きさ、優しさ、不器用さが全て愛しくて。 たとえ生活が豊かじゃなくても、まっすぐにそして強く育っていく明広の姿は、ああ、おばあちゃんの言いたいことが全て伝わっているのだなと思えます。 母を恋しがって泣く明広に、決して泣くなとも泣けとも言わないおばあちゃん。 だけど泣いてばかりでは前には進めないから、精一杯の優しさで包み込んでくれるのです。 最初はぎくしゃくしながらも、最後は互いを思いやって愛し合う二人の姿がなんとも良くて。 家族の素敵さに胸を打たれます。 それに明広を包む周りの人々がとても優しくて、どこまでも暖かくて。 これだけの人間同士のつながりを、今持てているかな?と問いかけたくなりました。 優しくて温かくて、そしてどこか懐かしい香りのする作品でした。 またこの作品は映画なんですが、どこか攻勢などが舞台的な感じがして、舞台でやっても面白いかもしれないななんて思いました。 PR
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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