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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
2006.9.7
舞台裏には芸人達が集う。
楽しい舞台とは異なり、人々の思いが交叉する舞台裏。
芸人達の姿を見ながら、支配人はそっとある漫才コンビのことを思い出していた。
売れに売れていたそのコンビのマネージャーをしていた若き日の自分。
失敗をしながらも懸命に支えていたそのコンビはある事件をきっかけに姿を消す。
それはボイラーの暴発によって起こった事故。
しかしその事故はただの事故などではなかった……。


ケラさんらしい作品で、仕上がりも展開も見事でした。
前に脚本の福島さんの舞台も面白かったし。
でも二人の見事なコンビネーションによる一作だったと思います。
最初から最後まで飽きさせない、読めない展開に終始ドキドキしっぱなしでした。
最初はひたすらコメディです。
支配人の堺さん以外は皆さん関西出身の方ということで見事なくらいのテンポで漫才を展開してくれます。
この漫才がリアルで面白い!
お客さんにツッコミなど入れる様は本当にプロさながらですよ~。
でもあの早口の掛け合いは本当にすごかったです。
よくかまないなあと妙なところで感動してしまいました(笑)。
笑いの前半とはがらりと変わって、後半はサスペンス調。
過去と現在が入り混じる。
越えてはいけない一線を越えてしまい日常を失ってしまった人々の姿がせつなくて、胸が締め付けられます。
前半の陽気で笑いの耐えない空気を知っているだけに、余計にそう思うのかもしれません。
そのアンバランスさが妙に居心地が悪いような気もするけど、完全に話のペースに巻き込まれていました。
誰がアキラを殺したのか。
息を呑みながら見てしまいました。
でも話の展開や進め方、演出もさることながら、役者さんの力が本当にすごい!
圧巻です。
スイッチが切り替わるみたいにころころとキャラが変わるのです。
笑っていたと思ったらすごく怖い表情を浮かべていたり、にこにこ笑いながらとんでもない言葉を言ってみたり。
怖いぐらいに瞬間瞬間で表情も、人格すらも違うのです。
中でも八嶋さんの声が通る通る。
しかも動きもこれまた面白くて、さすがだな~と思いました。
最初はただあのお笑い好きのお兄ちゃんかと思ったら、あんな過去があるし。
過去が知れた後のキレっぷりなどは本当に怖いくらいのものを感じました。
でも他の方々も皆が皆、光っていてじっくりと見られる舞台でしたね。
やっぱり舞台慣れをしている人のは見ていても作品に集中できるのでいいです。
画面で上手い俳優さんや女優さんでも、舞台ってやっぱり別物だったりしますし。
そういう意味では主要な方々が舞台中心の方だったりしたので、不安定感を感じることもなく、逆に引き込まれてしまいましたね。
役者、演出、そして脚本のかみあった面白い作品だったと思います。
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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