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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
2006.9.9
~イベントの会~
冨永昌敬監督に杉山彦々さん、中原昌也さんというお三方が登場。
左から杉山さん、監督、中原さんという順番で並んでトーク開始。
まず中原さんから監督と杉山さんのTシャツに突っ込みを入る。
杉山さんがこの日着てらしたのはパビリオンのコラボTシャツ。
中原さんの鋭い突っ込みに、杉山さんが必死でチャームポイントをアピール。
目が光るんです。
びっくり。
でも確かに最初は何か分かりませんでした(爆)。
言われて見て、ああ、山椒魚をだっこしているみたいなデザインになっているんだなあと改めて分かりました←鈍。
続いて監督のTシャツに突っ込みを入れる中原さん。
でもこちらは全く関係ないものだったようです。
前ふり(?)が一段落して、いよいよお三方の関係へ。
中原さんは監督の作品、亀虫のDVDにもオーディオコメンタリーを出されている方で監督とも縁の深い方。
お世話になってますとどこまでも低姿勢な監督と横でニコニコしている杉山さん。
お話は亀虫をとった当時の思い出話に。
「あの頃いくつだった?」
と聞かれ
「2~3年前だから……28とかですね」
と返した監督に鋭く一言、
「ああ。もうそんなに若くねえな」
と返される中原氏。
杉山さんにも
「司会していて、杉山彦々さんです!って紹介したら走って出てきたんだよ。あれを見て、ああ、俺もこれからああしないといけないんだな」
とおっしゃられたり。
仲がいいからこそ言える軽口も飛び出して、すごく楽しかったです。
そして話はいよいよ新作のパビリオン山椒魚へ。
何が変わったか?と聞かれた監督は、完成披露試写会の人の多さにびっくりされた時の話をされていました。
中原さんもいらしていたらしく、その日の人の多さを思い出されて頷いておられました。
「すごかったよね~」と思い出すお二方に、「すごいいっぱいいらしててびっくりしましたよ。入れない人までいたと聞きましたし」と監督の予想以上の盛況ぶりだったことを告白。
決着は主演がオダギリさんだから、ということで落ち着いたようですが。
しみじみと「オダギリさんだからねえ」、「すごいねえ」とおっしゃってるお二方が面白かったです。
そしてそれにまた微笑みながら頷いておられる杉山さん(笑)。
そして何故か、その日の中原さんの行動に話が進み……完成披露試写の時に挨拶しようと思い、中原さんの方を向いたらおもむろにおにぎりを取り出し、食べておられたエピソードを披露。
形勢逆転となり、少し慌てる中原さん。
実はこの日、他の仕事も重なっていてそちらで出たおにぎりを持ち歩いていておなかがすいたということで食べてらしたんだとか。
でもそれにあたって植え込みで吐いてたエピソードまで話してくださいました。
監督に「映画のせいですか?」と聞かれた中原さん。
「いや、持ち歩いてたから」
ってそれって食中毒なんじゃ……^^;
ご無事で何よりです。
あとは監督の作品には欠かせない杉山さんのお話に。
青山監督のエリエリの話から新作のコオロギの話にまでなったり。
コオロギにも出てらっしゃるらしいのですが、どうも白塗りなので杉山さんだと判別が難しいと自分でもおっしゃってましたけど(笑)。
パビリオンでの演出を問われた杉山さんは監督に一度だけ怒られたお話をされてました。
レントゲン車の中で助監督さんたちとお話されていたら、カメラが回っていたらしく監督が怒ったのだとか。
でも「杉山~~!」という程度だったみたいですけど。
杉山さんは話し掛けられたから…と言い訳しておられました(笑)。
そして中原さんのチャックが開いていることが判明。
壇上でチャックを三人で確認してみたり。
終始まったりとした感じで仲の良さが伝わってきました。
でも…監督、緊張されてましたね。
お疲れ様でした。
こっそりSalamandreさんがいらしていて、階段から見ておられました。
後姿がキュート♪


~映画編~
パビリオン山椒魚の新しい特別予告編、主題歌のプロモ、テトラポット・レポート、京マチコの唄、亀虫という構成。
特別予告編はあづき中心に少しシリアスな作りに。
今まで不思議な山賊たちを見てきただけに…なんだか違う映画みたいでした(笑)。
二本分の映画を一気に一本分に凝縮したというのは嘘ではないのかも(←嘘をついてどうするか)。
ドキドキとした緊張感のあるサスペンスな要素を全面に押し出した造りになっていました。
これだけでも来週まで待つのか…と悔しい気持ちになったり。
これをイベントでしか見られないというのはもったいない気もしました。
やっぱり菊池さんの音楽もいつ聴いても素敵だし。
そして菊池さんといえば、主題歌です。
ゆったりとしたJAZZの曲調の中で、万波さんの声と菊池さんの声が流れていく。
なんとも落ち着いていて、それで色気のある曲でした。
KIKIさん、斎藤さんといったパビリオンな方たちがご出演だったわけですが、これがまた曲にぴったり。
一体何を話していたんだろう、と気になるくらい映像だけで迫力があったりなんかもして、また違うパビリオンの世界が楽しめました。
みはりたちの策略(?)と考えてもいいのかな?
そしてテトラポット・リポート。
不思議な感覚の映画でした。
世捨て人……なんでしょうか。
主人公が淡々と語っていくのですが、そこに人々が絡んできて。
目が離せなくなる。
意味は……う~ん。
寝不足だったので二重音声を追いかけるだけで精一杯でした。
でもセリフもSEの一つなのかなと思わされました。
音の面白さがありましたね。
京マチコの唄。
これも不思議な感覚にさせられます。
登場人物が出てくるんですが、何がどうなっていて、この人の位置は?となってきます。
この人が隠れているのか、それとも隠しているのか。
見ているうちにどれが本当でどれが嘘なのかすらも境界線が曖昧になっていく。
その曖昧性と不連続性が面白かったです。
そして亀虫。
笑いました。
ちょっとはずしたところにある笑い。
ぱっと振り向くと状況が変わっていて、そこが面白い。
淡々とした杉山彦々さんの独白の中で何ともアクの強い人々が自分の好きなように生きています。
そこに笑えるというか。
奥さんもよく分からないし、幼馴染も不気味だし。
なんだかありそうでなさそうでこれまた不思議。
終始亀虫ワールドに巻き込まれっぱなしで悔しかったですね(笑)。
以上だったのですが、どれも不思議な手触りの作品でした。
体調が万全の時に見たかったなあ、と思うことしばし。
でも監督の世界に翻弄されました。
自分の隣にもこういう世界が広がっている…かも。
でもちょっと嫌かも(笑)。
離れているから笑えるというか。
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いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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