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好きな映画・舞台などの感想を綴っております。
2006.8.2 Vo.1 服役中のサンドラは模範囚になるために頑張っている。 時に自分を殺し、同じ囚人から妬まれ、恨まれたとしても。 それも残してきた娘のため。 ただ月に一度、こんな母親に会いに来てくれる娘。 娘がいつものように会いに来てくれたある日、外界との声を伝える電話が故障する。 文句を言うサンドラ。 それでも看守はとりあってくれない。 大切な時間を奪われた時、サンドラの中で何かが壊れた。 Vo.2 ダイアナは夜のスーパーで以前愛し合ったダミアンと再会する。 話しているうちに、ダイアナの中で何かが湧き上がってくる。 それでももう過ぎ去ったことと自分を律して、ダミアンと接する。 けれど彼がこぼした「今でも君を愛している」という一言にダイアナの中で堰きとめていた感情があふれ出す。 飛び込みたいと思い、追いかけようとした時、ダイアナはふと気づく。 何よりも大切な、自分の中の愛しい命に。 Vo.3 ホリーは久しぶりに実家に戻った。 父に会うために。 父を待つ間、妹に感情の限りをぶつける。 父へのトラウマ、記憶、思い出。 妹にそれを語るうちにホリーは気づく。 自分は愛されたかっただけなのだ、と。 そして父が戻ってくる、自分に会うために。 父の優しい目を見た瞬間、ホリーはトラウマばかりではなかったことに気づいたのだった。 Vo.4 ソニアは夫のマーティンとともに友人夫婦を尋ねていた。 マーティンはずっと不機嫌さを露にして、友人夫婦も扱いに困っていた。 そんな時にふとした一言から、ソニアはマーティンの機嫌をより損ねてしまう。 怒ったマーティンはソニアが一番触れて欲しくなかった、堕胎の話を友人夫婦に話すのだった。 マーティンから語られる一部始終に自分との相違を感じる。 互いを思っているはずなのにすれ違う二人。 きっと互いを思いやる時間が少ないだけ。 そのことに気づくのだった。 Vo.5 サマンサは病気で体が不自由になった父と看病に疲れた母と一緒に暮らしている。 父と母は会話しようとしない。 サマンサを通して互いに話していたことを知るだけだ。 それは互いを愛しているから、大切にもうしわけなく思うからだった。 それを知っているサマンサは何も言わずに、二人の間を取り持ち続けるのだった。 自分こそが家族をつなぐ絆だから。 Vo.6 ローナは葬式に来ていた。 その人は元夫アンドルーの今の妻。 冷たい視線を浴びせられるローナ。 それはその妻がアンドルーがローナを忘れられないでいることを苦にして自殺したからだった。 そんな時、アンドルーから一緒に来て欲しいといわれる。 落ち込んでいる彼の話を聞くために付き合うローナ。 彼はローナへの思いを打ち明け、そして彼女が欲しいという。 最初は拒んでいたのだが、罪悪感と欲望の狭間でいつしか彼を受け入れるのだった。 Vo.7 夫の看病に疲れたルースは娘の先生に誘われ、モーテルへ足を踏み入れる。 看病に疲れていた中で久しぶりに女を取り戻すルース。 そんな時、別の部屋で女が連行されていった。 捕まった人間は脱走犯だったという。 彼女が話していたのは、ツイている人間とツイていない人間、そして娘のこと。 残された靴を手にルースは思い出す。 そして携帯電話で娘と電話をするうちに、自分を取り戻していくのだった。 Vo.8 病気のために乳房切除手術を受けることになったカミール。 手術への不安から感情のままに、言葉をぶつける。 夫は怒りもせずにただそれを受け止めてくれていた。 あまりの興奮ぶりに鎮静剤が打たれる。 それから手術室へ向かうわずかな時間の中でカミールは自分の素直な気持ちをこぼすのだった。 その中に溢れていたのは夫へのかけがえのない愛。 夫はしっかりとその気持ちを受け止めたのだった。 Vo.9 マギーは娘のマリアと墓参りに来ていた。 一緒に歩きながら、ささやかなやりとりを繰り返す。 サンドイッチやブドウを手に、のんびりとした時間を過ごす二人。 そして時はゆっくりと現実へと回帰していく。 そしてマギーは娘の眠る墓石の上に、マリアの好きなブドウをそっと置いて墓を後にするのだった。 様々な状況に置かれた女性のショートストーリー。 でもどれも愛がテーマ。 人間には色々な愛があるんだな、と改めて考えさせられました。 特に好きだったのは9話。 母親が 「こういう頭にしたの。若く見えるでしょ?」 という言葉が、すごくせつなく響くのです。 でもどの話もすごく切ない……。 切ないが故に愛しいのかもしれない。 一つ一つの話は短くてあまり多くは語られないのですが、含蓄の多い映画です。 美しい音楽の中でゆったりと過ぎ行く時間。 見る人によって意見も異なる映画ではないでしょうか。 PR |
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いつの間にか映画が好きになり、結構な勢いで見ております。
いつか映画検定もちゃんと受けたいなあと画策中。
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